今月の出来事:
※幻灯屋さんに夏の花火柄の額が登場しました。
※芹香がようやく「円子」を習得しました。
※米相場は半年前と変わらず87両。今回もまた手数料分だけ損しました。
※いよいよ「木霊の弓」の威力が物足りなくなったので、「天神の弓」を購入しました。
※宗教部門に15000両投資しました。
…………うん、こんな感じかな。
今月も、再び大江山を登ります。
もちろん、アイツに会うために。

いつもと変わらぬイツ花の笑顔に見送られ、いざ。
今月もまた赤い火は無し。
しかし、朱雀大路の天狗様達から「時登りの笛」を3個も頂戴しました!
調べてみると、どうやら迷宮内での時間を巻き戻すことが出来るらしいのですが……
非売品らしいこの便利な道具、使い所に悩みそうです。
そして。
来ました。
ついに、ここへ。
固く閉ざされていた扉を開け、薄暗い広間を奥へと進む一行。
髑髏を積み上げられた壇上へと上がり、その最奥の玉座には。

大きな欠伸をしつつ、一行の前に現れた、アイツ。
一族の祖、源太とお輪が討ち取られてから。
その子、一に短命種絶の呪いがかけられてから。
全ての始まりの日から、既に五年。
一族の額に揃って光る碧い印に気付いた朱点、何かに合点したらしく、「そういうことか…」と笑い出す。
それはこっちの台詞だと。
たとえ短くともこの命、誰の物でもない、手前自身だけのもの。
誰の都合か知らないが、そう簡単には死ねるか!!
互いの生を懸けて、いざ!
さすが鬼達の首魁・朱点童子。
拳の一発だけでも体力を半分持って行かれるし、尻で全体攻撃などというえげつない手段まで使ってくる。
受けた怪我を「円子」で回復させつつ、前衛の澄子と幸彦に「萌子」をかけ、地道にその頑丈な体躯を攻め続ける。

澄子の奥義・脳潰し炸裂!
しかし、一発目、外れ!
移植して使用健康度が減った分、使い勝手が良くなった奥義、もう一度炸裂!
今度は命中!
僅かの間だが、朱点を気絶させることに成功!
その隙に集中攻撃を喰らわせる一族。
そして。
崩れ落ちるように倒れた朱点の巨体。
その中から。
彼の言葉に嘘はなかった。
朱点のおかげで体がないと。
一族が朱点から彼を解放してくれるのだと。
「復讐を遂げる日まで、安らかに眠るなかれ」
あの碑文を刻んだのはいったい誰だったのか。
彼が去った後の大江山は正に「もぬけの殻」。
あれほどひしめいていた雑魚鬼達の気配すら微塵もない。
ただしんしんと降り積もる雪の中、一行は無言で山を下りていくだけだった……
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