鬱陶しい梅雨の季節が始まった頃、澄子と爆円の娘が百万遍家にやってきました。

足の長さが「倍」って……イツ花それいくら何でも大袈裟すぎ。
どんな手長足長よ。

千花と名付け、一族初の大筒士となったこの子ですが、何と「風評:がさつ」
…………2代目だ。
2代目「がさつ」ちゃんだ!
いやー、こういう事もあるんですねぇ。
これだから俺屍はやめられないです。
百万遍家が新しい子たちで賑わい始めたのと同じ頃、いよいよ真之介が起き上がるのもままならなくなりました。
せっかくだからと、幻灯屋の新作の額縁で記念撮影。

男一人、可愛い花たちに囲まれてちょっと羨ましい絵面になりました。
奏子の訓練期間が終了したので、今月からまた鬼討伐を再開します。
まだまだ達者な澄子と芹香に連れられて、奏子の初陣は白骨城で飾ることに。
夏の夜の幻のように現れた城の入口の前に立つと、既に幻ではなくなった黄川人が参上。

何でも、黄川人手ずからで造り上げた庭を見て欲しいらしい。
そこへ入るためには鍵が必要で、それは洞窟や迷宮の最奥に隠した
「黄川人の七本の髪の毛」

…………えー、お前結構なショートボブなのに?
大仏様よろしく、七本だけイボみたいに固まって生えてたとか?
黄川人のご招待は、まあ、いつもの如く物は言い様な実質ロクでもない所に辿り着くんだろうね……
黄川人解放による鬼達の強化はこの白骨城にも及んでいました。
まだ初陣の奏子の体調を慮って原っぱと最下層のみの探索に留まり、程よく成長したところで帰宅。
討伐隊の三人を出迎えた真之介、お帰りを言おうとしたところで、視界が暗転。
気が付けば、布団の中。周りをぐるりと取り囲む家族と、神妙な面持ちのイツ花。
百万遍家も、初代から数えて既に五代目。いつの間にか当主の座を継ぐ系譜らしきものも。
ならば先例に倣おうと、真之介は六代目に娘の多恵子を選びました。

五代目にして鬼朱点を倒した当主・真之介。
彼もまた、静かに、眠るようにその短い生に幕を下ろしました。
…………と、ここで致命的なミスが発覚。
真之介の最終パラメータを保存してなかった!!!!!!!!!!!!!!!
この記事を書いている時点で既に一世代分はプレイした後で、「歴代勇姿録」にすら何も残っていない有様。
何て事だ…………ごめんなさい真之介……………
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