秋も終わりが近付いた頃、桂子の実戦部隊への編入と入れ替わりに、当主の歌子が起き上がれなくなりました。
ところでリメイク版の寿命ですが、オリジナル版と比べて一ヶ月延びているみたいです。
オリジナル版は、男は健康度が下がったその月に死亡、女はその翌月に死亡。
最短は男性の1才5ヶ月、最長は女性の2才。
これがリメイク版だと、男は健康度が下がった翌月に死亡、女は翌々月に死亡。
もうちょっと長く一緒にいられるようになった、ということなんですね。
ここで問題になるのが、次期当主を誰に任命するか。
最年長の悦子先生か。
討伐隊の隊長を務めた勝太郎か。
前衛を任せて安心の防御力を誇る清彦か。
ずば抜けた素質と技力を誇る玖美子か。
期待の新人の桂子か。
今月から留守番役となった悦子先生と二人、出撃隊の帰りを待ちつつ、誰にしようか相談。
今月は、大江山へ初登山。
まだ11月だというのに、山道は既に雪景色。
寒い。
半裸な男衆が、凄く寒そう。
あいつら絶対寒い。
どんなに心の日は熱く燃えていても、寒いものは寒い。
……と思うんだけどどんなに寒くてもあの格好で出撃するんだよね。
元気だな、お前ら。
今月は桂子の初陣なので、あまり無茶をしないよう、慎重に登山。
途中、夜叉とかなまはげとか、無闇に強いのがウヨウヨるのを慎重に討伐。
……結局、仁王門に辿り着く前に討伐終了。
出撃隊の生還の知らせを聞きながら、歌子の視界が暗転。
協議した結果、飛び抜けた素質と豊かな回復力を誇る玖美子を次期当主に任命。

一気飲みが得意でおおらかな三代当主、百万遍歌子の最期はとても穏やかでした。
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