最近、悦子先生が部屋から出たがらなくなってきました。
薙刀士同士ですっかり懐いた光太郎の稽古には付き合うけれど、それ以外はほぼ寝たきり。
ご飯にも起きて来ないこともしばしば。
弟の勝太郎、娘の桂子は口にこそ出さないけれど、ふと寂しそうな顔をすることも。
京の都は相変わらず、復興へ向けて毎日が慌ただしい様子。

武器屋にはいよいよ、「大筒」と「扇」が並び始めました。
今の所まだお世話にならないけど、いつかきっと、筒に弾を込め舞い踊る子らが一族に連なることでしょう。
訓練中の光太郎と悦子先生を家に残して、今月は相翼院へ。
対お紺戦で思ったのですが、一族もいよいよ各迷宮のボス達に戦いを挑んでも大丈夫なくらい成長してきたようです。
そんなわけで今月はまず、芭蕉嵐が凶悪な天女・片羽ノお業様。
浮橋を速瀬ダッシュで駆け抜けて、奥の院へ。

子供を奪われ、見せ物小屋で晒し者にされ…彼女も随分と、酷い目に遭ってきたみたいですが……
それはそれ。いざ、勝負!
彼女の放つ芭蕉嵐はやっぱり凶悪。それも四回。全員それぞれ瀕死の目に。

ある程度ダメージを与えると、炎と共に変化。あの衣装の中身、こうなってたんだ。
ここで玖美子起点の「白浪」の併せを発動。4人掛けで「白浪」なのにダメージ440。効くなあ。
ようやく片羽ノお業を打倒!
「子供を返して!」と叫びながら消えていったお業。奪われた子供達は一体どうなったんだろう…
家に帰り着くと、イツ花が全員をそのまま悦子先生の部屋へと連れて行く。

お業打倒の報告を聞きながら、静かに息を引き取った悦子先生。
賑やかな百万遍家の中で、「先生」と呼ばれるほどに冷静だった彼女。
また一つ、百万遍家の命の炎が消えてゆきました。
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